卒業生インタビュー
現場で活躍している卒業生たちに在学中のことや今のお仕事について、お話を聞きました。
広い視点で動けているのは、
現場で実際に学べる
学生レストランのおかげです。
調理技術科
草野 悠成 さん
2024年3月 調理技術科 卒業
(富山県立魚津工業高等学校 出身)
RIGOLETTO SMOKE GRILL & BAR (京都/祇園) 勤務
京野は京野菜や野菜がおいしい。そのなかでスパニッシュイタリアンができる自分の西洋というスタイルにも合っていて、京都祇園のこのレストランに就職しました。
この学校に入学を決めたのは、富山調理製菓専門学校の大きな特徴のひとつである、レシピ考案から仕込み・仕上げ・接客・販売までを学生自身が一貫して行う学生レストランの存在でした。当時、自分が作る料理だけを見ているだけではく、お客様の様子をみながら仕事をすること等、学生レストラン営業中、さまざまなことを気にしていたからこそ、今も広い視点で動けていると思います。また、お客様への料理提供のスピードも学校で、さんざん言われてきて、今、この店の厨房に入ってからもついていけているのだと思います。
今後は、今、頑張っているピザを完璧にして、前菜についても引き出しを増やしてパスタもできるようになってレパートリーを増やしていきたし、長い将来を見据えた目標だと自分で店を持てるようになりたいです。
調理技術科
小川 真奈 さん
2018年3月 調理技術科 卒業
(富山第一高等学校 出身)
ANAクラウンプラザホテル富山 勤務
ホテルの宴会で提供されるアミューズ等、冷製料理の責任者をしています。アミューズはメニューにはないサービスとして最初に提供される料理のため、味だけでなく見た目も美しく盛り付ける事を意識しています。他スタッフと声をかけあい作業を進めていく中で、時間内に全皿きれいに盛りつけできたときは、責任者として達成感を感じます。
私たちは調理従事者として食品の安全を保つ責任があり、食中毒や異物混入が起きてしまうと、お客様に被害がおよびます。店舗の信頼や評判を維持するためにも食品衛生は重要です。そういう点では、在学中にリスク回避・管理の勉強ができ、とてもよかったです。
※アミューズ前菜の前にでてくるおしゃれなおつまみ、お店からのおもてなし
スタッフと声をかけあい、
時間内に盛りつけできたときは、
責任者として達成感を感じます。
販売実習では、現場で求められる
チームワークを
身につけることができました。
製菓技術科
平野 百華 さん
2022年3月 製菓技術科 卒業
(富山県立水橋高等学校 出身(現:富山北部))
オークス株式会社 勤務
冠婚葬祭で使用するお菓子を製造しています。数多くのレシピがある中で、つくれるお菓子が増えたこと、なかなか上手にできなかった作業が段どりよくできたときにやりがいを感じます。同じお菓子を作るにも、その日の温度や湿度等の影響で毎回同じ状態にするのは、とても難しく、微妙な変化にも対応してつくれるパティシエになりたいです。
在学中に行った販売実習では、現場で求められるチームワークを身につけることができ、当社のように「大量生産」していく現場において、とてもいい経験になりました。これからの目標は、やるべきことをきちんとこなせる人になれるよう、最後まで責任を持って取り組むこと。あたり前のことですが、日々心がけています。

