- #キャンパスブログ
料理は、人の喜びをつくる仕事。」世界で学んだ料理人から、本物の技術と考え方を学ぶ

P
「弱火の焦げは、うま味に変わる。強火の焦げは、苦みに変わる。」
P
フライパンの前で語られたその一言に、学生たちは思わず手を止め、音や香り、色の変化にじっと目を向けました。
富山調理製菓専門学校では、イタリア・ピエモンテ州の料理教育機関ICIF(Italian Culinary Institute for Foreigners)の講師・野沢寛夫 氏を招き、調理技術科2年生を対象とした特別授業を開催しました。(翌日、調理技術科1年生の授業)

P
今回挑戦したのは、「チキンのリグーリア風煮込み」と「アマトリチャーナ」の2品。本場イタリアで学んだ技術をもとに、素材の持ち味を最大限に引き出す方法や、料理人としての考え方を学びました。
P
授業では、鶏皮はうま味とコクを引き出す大切な素材であること、火加減ひとつで料理の味わいが大きく変わること、ナイフの長さや使い分けにも意味があることなど、一つひとつの工程を実演しながら丁寧に指導。「なぜその技術を選ぶのか」「素材をどう生かすのか」という、レシピだけでは学べないプロの思考を、学生たちは目の前で体感しました。
P

P
また、野沢氏は自身がイタリアへ渡った経緯や、現地で働く中で感じた文化や価値観の違いについても語りました。食材の違いやその使い方、オリーブオイルの違い、人との接し方や働く姿勢まで、その土地で暮らし、働いたからこそ得られた経験は、学生たちにとって料理の世界を広げる貴重な学びとなりました。
P

P
今回の授業には、イタリアン食堂Radiceのオーナーシェフ・浅地 紳一郎 さん、イタリア料理クオーレのオーナーシェフ・杉浦 健一 さんもサポート講師として参加。富山で活躍する料理人が学生たちの実習を支え、技術だけでなく、現場で求められる仕事への向き合い方を直接伝えました。世界で培われた技術と、地域で活躍するプロの経験が一つの実習室に集まる、本校ならではの学びの時間となりました。
P

P
実際に授業を受けた学生からは、
「こういう機会はなかなかないので、とても貴重な経験になった」という声や、「普段の授業とは違い、最初から学ぶ姿勢や取り組む気持ちが変わった」という声が聞かれました。
PP
プロの技術を目の前で見る。料理人の言葉を直接聞く。そして、自分の手を動かしてつくってみる。その経験によって、料理を見る目や、学ぶ姿勢そのものにも変化が生まれています。
P

P
「料理は、人の喜びをつくる仕事。」
P
野沢氏が繰り返し伝えたこの言葉には、学生たちも深くうなずいていました。目の前で料理をつくり、食べた人の「おいしい」という笑顔を生み出すこと。その一皿には、料理人の丁寧な仕事や相手を思う気持ちが表れます。
P
丁寧につくることで、そこに込めた思いが料理に表れる。
それが料理の面白さであり、魅力なのだと学びました。
P

P
技術を身につけるだけではなく、料理をどう感じ、どう考え、どんな思いでつくるのか。今回の授業は、学生たちが料理への向き合い方そのものを見つめ直すきっかけとなりました。
P
富山調理製菓専門学校では、「本物の現場で、本物の技術を学ぶ」ことを大切にしています。第一線で活躍する料理人から直接学ぶ特別授業や、地域のシェフとの連携、ICIFとの連携によるイタリア海外研修など、さまざまな人との出会いを通して、学生たちの感性と技術を育てています。
P

P
富山にいながら、世界につながる学びがある。
本物に触れるからこそ、「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」という気持ちが生まれる。
P
そんな学びの積み重ねが、これからの料理人としての未来につながっていきます。
P

写真左:チキンのリグーリア風煮込み
写真右:アマトリチャーナ
P
P
P
オープンキャンパスのスケジュール・お申込みは → こちら
お知らせ・キャンパスブログ