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【調理技術科2年生】豆苗メニューの考案 – プレゼンテーション
みなさん! 豆苗って知っていますか? スプラウトって知っていますか?
また、実際に食べたことはありますか?
見たことはあっても口にしたことがない… 或いはスプラウトと知らないまま、口にしている人もいるかもしれません。
スプラウト農家であるシテン株式会社(射水市)が抱える課題。それは、まさにこういうところ。
射水市の特産品であるスプラウトを「もっと多くに人に知っていただき、身近な食としていただけることを通して、富山県の農業振興や人材育成の機会の創出としていきたい。」という、シテン株式会社 代表 中谷 幸葉 様の思いから、今回、調理技術科2年生との協働企画がスタート。
これまで、初回の授業「スプラウトって何?」に始まり、ワークショップ、中間発表を経て、今回がいよいよ最終回。これまで4か月にわたる学びを通して、学生たちは自分たちが考えた「豆苗を使った新メニュー」を、富山県内で飲食店を経営されている代表の方や食に関するお仕事をされている会社の代表の方にむけてプレゼンテーションします。
実際、現場にでると、自分(たち)がつくったメニューを世に出すために「〇〇の人に食べてもらえる新メニューを考えました」とか「〇〇というところにこだわって作りました」とか、しっかりとした作り手(自分)の思いをプレゼンテーションするスキルも求められます。
では、そうしたスキルって、どのようにして身につける?? 大変?!ってなりますよね。
いいえ、大丈夫です!
富山調理製菓専門学校の 調理技術科 には、富山県内の生産者・企業様のご協力を受け、自分たちで新メニューを考えたり、またそれをプレゼンテーションをする機会があります。
また今回は、自分たちが考えたメニューを富山県内の飲食店の代表の方や、食に関するお仕事をされているプロの方に試食いただき、評価いただけたるとあって、いつもの授業以上に、学生たちの緊張感は高まりつつも、一方で、もしかすると今回、自分たちが開発したメニューが、審査員の方がされているお店の新メニューになるかもしれない、ということで、いつも以上に力が入る、自信につながる、そんなプレゼンテーションでした。
学内で新メニューをつくって学校の先生に点数をつけてもらうことが一般的な学びの中、当校では、県内の「プロ」の調理師の方に試食いただき、コメントいただけることができるという点でいうと、当校の学生は、現場における自分(たち)のチカラの実際 を知ることができます。
また、当校では、料理の腕前はもちろん、それをお客様にキレイな所作でサービスできるスキルを授業、そしてランチ営業等を通して身につけることができます。
料理が美味しくても、それをお客様にお持ちするサービスやコミュニケーションがとれなかったとしたら… ちょっと残念気持ちになりますよね。自分の料理をお客様にお召し上がりいただき、「食」そしてこの場の雰囲気を楽しんでいただき、幸せな気分でお帰りいただけること… 調理師としては、あたり前のことだし大切なこと。
そうした「料理」を取りまく、コミュニケーション力、サービス力、プレゼンテーション力等、より料理を美味しくお召し上がりいただくための、さまざまな術を身につけることができることが、富山調理製菓専門学校で学ぶ魅力のひとつです。
温かい料理はあたたかく…
冷たい料理はつめたく…
自分のプレゼンテーションの時間から逆算して、自分たちの料理の仕上げを手際よくおこなっていきます。
最優秀Ⅰ―① 豆苗と鮭のほぐし和風パスタ
最優秀Ⅰ―② 豆苗とシーフードの黒いチヂミ
今回、5グループが、今回の食材ー豆苗を使った新メニューを考案しました。
今回は、県内の「プロ」の方にご協力をいただき、自分たちのメニューをプロ目線で評価いただくことができましたが、そうしたことは、当校が常に県内の飲食店や企業とのつながりがあってこそ実現できること。
せっかく富山調理製菓専門学校で料理を学ぶ学生たちには、自分の料理としっかり向き合い、いいものはいい、ダメなものはダメ、正しくジャッジして、2年間を通して、確実なる調理師としての知識・技術、そしてヒトとしての感性、あり方を身につけてほしいと考えており、当校にはそうしたスキルを2年間で身につけるためのカリキュラムを用意しています。
自信に満ちた学生たちの表情。
富山調理製菓専門学校での自身の努力とみんなとの協働を通した、知識・技術の磨き上げを通して、
きっと料理が楽しい!と思える調理師になれると思いますよ。
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