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第10回 山菜料理コンクール 全国152作品中、見事8作品入り★2次審査出場へ!

 

 

森林からの食の恵みを通じて、楽しみながらより多くの人が森林・林業に関わり、山菜をはじめとする特用林産物の活用の可能性を広げ、森林・林業の普及・啓発及び地域の振興につなげていくことを目的とした【山菜料理コンクール】が毎年、一般財団法人日本森林林業振興会(旭川支部)主催で開催されています。

 

具体的には、山菜等の料理を普及させ、生産・流通・消費の拡大を図ることや、山菜採取をツーリズムに活用するなど観光産業へも発展させることを目指し、将来的には山の恵みの6次産業化を推進していこうというもので今回 【第10回 山菜料理コンクール】当校の玉城 飛亜さん(龍谷富山高等学校出身)が応募しました。

 

このコンクールには、調理専門学校、飲食店、一般の方等、全国から152の応募があり、当校から出場した玉城さんが、見事、1次審査(書類審査)を通過し、2次審査出場を決めました。

 

調理技術科2年:玉城 飛亜さん(龍谷富山高等学校)

 

この度、【山菜料理コンクール】2次審査に出場する
調理技術科2年 玉城 飛亜さん(龍谷富山高等学校出身)に
1次審査までの取り組みと、2次審査にかける思いを聞いてみました。

 

 

Q. 山菜の中でも、なぜ「ふきのとう」と「わらび」を選んだのですか? また「山菜」というと、何となく” 和 ” のイメージが強いのですが、なぜ今回、西洋料理・パスタにしようと思ったのですか?

 

 

A. まず、山菜の中でも「ふきのとう」は、特徴として香りや苦み等があり、食べる方が「このパスタに山菜(ふきのとう)が入っている」と、気づいてもらいやすいと思いました。

 

また、パスタを選んだのは、単純に自分がパスタ(西洋料理)が好きだったからです。パスタは、作ることも、食べることも好きです。だからこそ「~~したら美味しくなるんじゃないかな?」とか「もっと~~したら山菜の特徴が活きていいんじゃないかな?」と、いろんなイメージが湧いてきて、味、見た目等、いろんなところに自分のこだわりを盛り込むことができたと思います。らに、パスタはメイン料理になり、とても華やに見えるし、ひと皿で満足できることも今回、パスタに仕上げた理由です。

 

 

Q. 「わらびとふきのとうのパスタ ~春風の香りを添えて~」のポイントはどこですか。

 

A. 「わらび」と「ふきのとう」というと、和のイメージが強く、そのため、味のベースは醤油?!をイメージするかもしれませんが、私は今回、ふきのとうの苦みを活かしたいと思い、調味料には味噌とみりんを選びました。味噌とみりんは、 ”味をつける、味を決める” というよりは ”香りづけをする” 目的で使用しました。パスタ全体の味を整えることができ、この2つの調味料のチョイスは良かったと思います。

 

また今回は、パスタの中でも特に私の好きなカルボナーラ風に仕上げたいというイメージの中で、カルボナーラ = 卵(黄身)、牛乳、生クリーム… 「卵(黄身)」は、カルボナーラ感が強く、味やコク、舌ざわりも濃厚で、山菜の特徴である【苦み】【香り】をうまく表現できないのではないかと思い、卵(黄身)は使わず、とろ味には生クリーム等を使用しました。

 

 

 

Q. 今回の【山菜料理コンクール】に応募しようと思った理由、また、2次審査にかける思いをお聞かせください。

 

A. 先生からコンクールについて案内があり、1年間【調理技術科】で学んできて、自分のチカラを試せるいい機会だと思い、挑戦しました。学校では、和・洋・中を学び、そのため、いろんな料理・味の融合や創造(想像)ができます。今回の挑戦は「山菜」を使った料理で、自分の ”好き” や ”得意分野” を活かして、楽しみながらチャレンジすることができました。

 

これまでも自分たちのイメージや発想を大切にしながら ”料理を楽しむ” ことを通してスキルアップしていく、当校の【教育】を受けてきた中で、今回も「~~したらどうかな?」と、たくさんの実習経験の中で、何となくの思いつきと発想で完成したメニューで、見た目と味、ほぼ1発で「これだ!この味だ!!」と… コンクール=「ハードルが高い」とか「難しい」考えはなく、気楽にチャレンジできました。

 

2次審査。初めての機会、環境、場所で、緊張すると思いますが、普段学校で作っているイメージで、落ちついて頑張りたいと思います。

 

 

玉城 飛亜さん、おめでとうございます!
当校には、2年間の学びの中で、多くの実習があり、また富山県、そして全国で自分のチカラが試せる機会がたくさんあります。そのような中で、今回「コンクール、やってみよう!」という思いが、これまでほぼ試したことがない「和と洋の融合(料理)」へのチャレンジとなり、結果、そのチャレンジが、玉城さんにとって自身の料理の可能性を広げる機会となり、自分の、これからさらに頑張る学びへの意欲と、なんといっても自分の「自信」につなげることができました。

 

こうした「好き」が、自分のもっと、もっと… という学びの意欲を高めてくれるし、そうしたチャレンジできる学びの環境が、ここ富山調理製菓専門学校にはあります。

 

 

なお2次審査は、「1次審査を通過したレシピを再現(調理する)」もので、来月6月1日(土)北海道占冠村コミュニティプラザで開催されます。

 

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